肩こりとカルシウムパラドックス 🌴長浜 カイロプラクティック ぱ~む
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🦴カルシウムパラドックスの危険性
皆さんは、「カルシウムパラドックス」という言葉をご存じですか?
パラドックスは「逆説」の意味で、常識とは逆であることを指します。
すなわちカルシウムパラドックスとは、カルシウム摂取不足が血中カルシウムを増大させるという現象。
カルシウム欠乏になると、不足分を補おうとして骨という巨大なカルシウムから血液中にまでカルシウムを余分に押し出すのです。
そしてこの余分なカルシウム(悪玉カルシウム)は動脈や脳に沈着し、石灰化を起こします。
するとコレステロールや中性脂肪を呼び寄せ、その結果、動脈硬化や高血圧、認知症、糖尿病などの生活習慣病の原因に。
こうしたカルシウムパラドックスによる悪玉カルシウムの発生を防ぐためにも、
日頃からカルシウムの摂取に対しても気を遣うことが大切ですね。
そしてこの、カルシウム、
実は「肩こり」とも密接な関係があるんです。
🦴肩こりとカルシウムの関係性
肩こりは、疲労、血行不良、末梢神経の圧迫で起こるといわれています。
そして血行不良は、筋肉を硬くする原因にも。
これは筋肉がけいれんを起こし、筋肉の緊張が強くなっているためで、
この筋肉のけいれんの発生の原因のひとつに挙げられるのがカルシウム不足なのです。
ここで思い出していただきたいのが、
カルシウムパラドックス。
余分なカルシウムが血液を介して筋肉細胞へ取り込まれると、筋肉細胞の中のカルシウムが増加。
すると筋肉は縮んで、肩こりの原因となるけいれんを起こしてしまいます。
さらに、血管の筋肉である平滑筋にもカルシウムが入り込むと、筋肉の収縮によって血行不良に。
血行不良で体内に酸素を運ぶ血液の循環が悪くなると、細胞に酸素が足りなくなり様々な悪循環が生まれます。
肩こりはこうした悪循環により、引き起こされるのではないかと考えられるのです。
🦴カルシウムの摂取で肩こりが改善する?
カルシウムは、歳を取ればとるほど不足しやすくなりますよね。
子供はあまり肩がこらず疲れの回復が早いのに対して、よく働く中年やお年寄りが肩こりに悩まされやすいのはこのためです。
このことからも、カルシウムを十分に摂ることで肩こりが改善していく場合は大いに考えられます。
🦴カルシウム不足を防いで肩こり予防もしましょう
カルシウム不足に気をつければ、肩こりの予防効果も期待できます。
今まであまりカルシウムを意識できていなかった方は、ぜひカルシウムの摂取を心がけましょう。
💡ところで、カルシウムというと牛乳のイメージが強いかと思いますが、
牛乳が100ml(g)に110㎎のカルシウムが含まれているに対し、
・ひじきは100g中1700㎎
・ゴマは100g中1200㎎
と、多く摂取できるんですよ🌟
夏バテしがちなこの季節にも進んで食べられるのではないでしょうか💪
また、筋肉疲労を改善するビタミンB1や血行不良を改善するビタミンEなどのバランスの良い食事も大切です。
日本人の成人が1日に取るカルシウムの推奨量は800~1000ミリグラムですが、実際の平均摂取量は男性が520ミリグラム、女性は489ミリグラムとの調査結果もあります。カルシウム不足は深刻です。カルシウムを含む食品を積極的に食べ、サプリメントなどで補うようにしてください
🌟慢性的な首こりや肩こり・腰痛・ゆがみ・頭痛・シビレ・などの根本解決を目指す方は、当院まで。
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