ぎっくり腰 なかなか治らない 🌴長浜 カイロプラクティック ぱ~む
- その他
1 ぎっくり腰とは
正式には急性腰痛と言い、その激しい痛みから欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれてます。
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- 朝起きて起き上がる瞬間
- 顔を洗おうと前かがみになった瞬間
- 重い荷物瞬間
- 立ち上がる瞬間
- くしゃみをした瞬間
など様々な瞬間で起きます。
また何回もされてる方で慢性的に予兆がある方もおられます。
医学的には身体の中では何が起こっているのかは、実ははっきりとしたことは未だ分かっていません。
急性でない腰痛でも85%は原因が分かってません。
慢性腰痛、椎間板ヘルニア、座骨神経痛、脊柱管狭窄症 などとは違うのです。
2 急性での対応
急性で患部に手の甲を当てて熱がある場合、
炎症を起こしてますのでアイシングをお勧めします。
アイシングとは氷や水などを用いて身体の炎症の部分を局所的に冷却することを指します。
多くは一週間~二週間程度で自然に回復していきますが、ぎっくり腰がなかなか治らない場合や改善しない場合は他のまざまな疾患が疑われます。
温熱療法や機械等で温める、マッサージなどでは痛みを強くする場合があるので注意が必要です。
急性期の場合、寝るとき、起き上がるときの方法もねじれや回旋によりより炒める場合がありますので注意が必要です。
施術は座位、可能な方は矯正版(マット)の上で痛みのあるところを触れないで行っていきます。
鎮痛剤は一時的に効果があるかもかもしれませんが、お勧めしません。
理由は腎臓を悪くして将来腎臓透析を必要とする可能性が高くなるためです。
出典資料: 長浜市立病院 腎臓代謝内科 森田 善方先生の講義資料
3 原因
ぎっくり腰の主な原因は
全身の筋肉疲労やねんざと思われます。
特に関節や骨を繋ぎとめて安定させ、自由な動きをさせる働きのインナーマッスルである大腰筋や腰方形筋などに関係すると思われます。
そうなる原因は
姿勢の悪さや同じ動作の繰り返しや運動不足が影響してます。
- 姿勢の悪さ
- 足を組む
- 横座りをする
- いつも同じ手でカバンをもつ
- いつも同じ足に体重をのせる
など日ごろの悪い生活習慣で骨盤が歪んだり、それにより筋肉が過度に緊張してバランスが悪くなっています。
ある瞬間にねじれや負担がかかり損傷して痛み発生します。
- 同じ動作の繰り返し
同じ動作をしたり、同じ姿勢で居続けることは、一定部位にどうしても負荷をかけてしまいます。
姿勢が悪くなっている人であれば、なおさら注意しなくてはなりません。 - 運動不足
年齢を重ねるにつれ筋力は衰えていきます。
インナーマッスルや、腹筋と背筋の衰えで、バランスが悪くなり身体を支える事が出来なくなります。
そうなると、ある体勢や姿勢により、ぎっくり腰となってしまうのです。 - 精神的ストレス
精神的ストレスにより筋肉の過度な緊張により起こる場合もあります。
4 なかなか治らないとき
a. MRIで検査する
多くは一週間~二週間程度で自然に回復していきますが、ぎっくり腰がなかなか治らない場合や改善しない場合は
- 急性の坐骨神経痛
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 糖尿病
- 感染症
- 脳疾患
など、さまざまな疾患が疑われますので、MRIなどの検査で確認する必要があります。
元々椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症どがあるが、筋肉により今まで何とか維持できていた状態のなかで、
運動不足や筋肉疲労によりある瞬間に骨のゆがみが神経を圧迫してぎっくり腰と同じ症状が起こることがあるからです。
b. 腹筋、背筋の緊張を取り除く
また、大腰筋や腰方形筋の表層のアウターマッスルである腹筋、背筋も緊張により痛みがなかなかひかない場合
腹筋、背筋の取り除くことにより痛みが和らぎます。
c. 腰をかばう姿勢を改善する
腰をかばう姿勢がますます骨のゆがみを起こして悪くなる場合もあります。
5 5つのぎっくり腰予防方法
ぎっくり腰は一度経験すると、癖になり再発しやすい困ったものです。
- 正しい姿勢
普段の生活の中で骨盤や背骨が歪まないような生活習慣に努めましょう。
足を組まない、寝る環境、、、、、 - 運動
マットの上であお向け/うつ伏せになり、上体を上げたり/そらしたり無理のないように
毎日腹筋や背筋を鍛えたり、またインナーマッスルを鍛える運動を行うように努めましょう。 - 栄養を見直す
日本人は欧米人に比べカルシウム摂取量が少なく、必要量に対して不足してます。
関節の動きを良くし骨を丈夫にしたり筋肉を軟らかくするためのカルシウムやコンドロイチン、
筋肉を作るために必要なアミノ酸などの栄養面からの見直も行いましょう。 - 普段の動作を工夫する
普段の生活の中で、動作に工夫しましょう。
中腰の作業を避ける。 一人で重いものを運ばない。 連続して同じ作業を続けない。
急な腰のひねりや伸びは避ける。 など - 足の形を見て靴を見直す
締め付けられる靴やハイヒールの影響での親指(外反母趾になる?)と小指が真ん中に寄ったり、
足の裏の土踏まずが無かったり等の場合、地面に対して安定することが出来ず腰にも影響します。
足の形を見て、靴を見直しましょう。